TE77
概要
TE77高速往復動摩擦試験機は、1970年代に英国ロンドンのImperial collegeのProf. A. Cameronによって開発された装置が製品化されたものです。本装置は、試験条件の選択や制御といった点で数々の実験室レベルの摩擦摩耗試験機の中でも一際優れたものです。TE77は多くの機械要素のすべり条件をシミュレーションすることができるため、潤滑剤や潤滑剤と材料の組み合わせ、材料の表面処理や表面仕上げ、あるいはコーティング皮膜の性能を迅速に評価するのに理想的な試験機といえます。現在では、世界中で150台以上のTE77が航空産業、自動車産業、重工業、潤滑油、グリース製造業といった分野で研究開発に利用されており、ASTMやISOの公的な試験法以外にも、豊富な技術文献により数々のアプリケーションが確立されています。TE77は専用のインターフェース、WindowsベースCOMPEND 2000ソフトウェアによってシークエンス制御、データ処理が行われます。
<往復動試験片ホルダ セットアップ例>
6mmボールホルダをセットした試験片ホルダ
6mmシリンダー試験片をセットした試験片ホルダ
10mmボール試験片をセットした試験片ホルダ
仕様
準拠試験法
|
ASTM G133,ASTM D5706,ASTM D5707,ISO/DIN 12156-2 |
---|---|
接触形態
|
ボール・オン・プレート、シリンダー・オン・プレート、ピン・オン・プレート、他 |
荷重範囲
|
5~1000N |
潤滑方式 |
ドライ、油浴(10ml)、循環 |
温度範囲 |
室温~300℃(カタログ仕様600℃、ただし循環を除く) |
ヒーター能力 |
800W (200Wシースヒータ四本) |
温度センサー |
K熱電対 |
周波数 |
2~50Hz (振幅15mm時は最大35Hz) |
両振幅 |
0~25 mm 多段ステップ切り替え |
接触電位 |
50 mV DC |
摩擦力センサー |
圧電型トランスデューサ 43.5pC/N |
摩擦力範囲 |
-500~500N |
モーター |
1.2kW ACモーター |
ソフトウェア |
WindowsベースCOMPEND 2000ソフトウェア |
制御パラメーター |
周波数、荷重、温度、試験時間(シークエンス制御) |
測定パラメーター |
荷重、摩擦力、温度、接触電位、周波数、摩擦係数 |