ECD-4-nano
特徴
ECD-4-nanoはナノオーダーでの電極膨張を測定するための高度なテストセルです。
電極の充電・放電のサイクルで引き起こされた厚みの変化(膨張と収縮)を測定できます。
ECD-4-nano は高解像度の電気化学膨張計で、5 ナノメートルを超える解像度の静電容量平行板センサー システムを提供します。これにより、ECD-4-nano は電気化学サイクル中に半電極またはセル スタック全体の厚さの変化を測定・計測するのに最適な機器になります。
従来のECD-3シリーズから再設計されたテストセルECD-4-nanoは、耐腐食性のセル底部と、以前のよりも密閉性が大幅に向上した新しい One-Seal コンセプトを備えています。これにより、安定した長期操作と、さまざまな電解質の使用が可能になります。
ワークフローと処理をさらに改善するために、ECD-4-nano を PAT システムに統合しました。
本膨張計は、PAT-Tester-x または PAT-Clamp-1 などのドッキング ステーションに直接挿入できます。これにより、省スペースで機器をすばやくセットアップできます。また、EL-Software 測定ソフトウェアでテスト セルが自動的に認識されます。
膨張測定分析 (電極の膨張) 用の PAT シリーズテストセル
2 電極/3 電極測定
250μmの変位範囲で5nmの分解能での測定が可能
レーザー溶接されたガス圧力センサー内臓:0 ~ 3 bar abs.
温度センサー内臓:-20 ~ 80° C
ガラスと金属のシールを備えた電極フィードスルー
ヘリウムリークテストで最適な気密性を確保・担保
内部構造
センサー部
作用電極 (WE) と対電極 (CE) は、電解液に浸した硬いガラス フリットで分離されています。上部の WE は柔軟な金属膜で密封されており、電荷によって生じる厚さの変化は、上部に取り付けられたセンサー/負荷ユニットに伝達されます。ガラス フリットを固定することで、CE からの干渉を受けずに、作用電極の厚さの変化のみが検出されます。
サンプル測定例
仕様
変位センサー | LVDTセンサー |
測定範囲 | 250 μm |
分解能 | 5 nm |
サンプル直径 | 10mm |
試料への荷重 | 約1.0 N |
化学的適合性 | 非プロトン性有機電解質 |
セル電解液容量 | ハーフセルモード:約0.2ml フルセルモード:約0.03ml |
操作温度範囲 | -20~80℃ |
寸法(高さx幅x奥行) | 67×67×129 mm |
重量 | 2kg |
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