製品情報

回転式キセノン耐候性試験機(NEW) Q-SUN Xe-2

回転式キセノン耐候性試験機(NEW)
Q-SUN Xe-2

様々な環境的作用により、材料・製品は経時的に化学反応を起こし物性が変化していきます。物性変化はときに製品として求められている特性・品質・性能を損なうこともあります。このような屋外の天候に曝されたときに、劣化に対する耐久性を「耐候性」と呼ばれます。そうした劣化の要因につながる代表的な3要素は、「水・光・熱」と知られています。 Q-SUN キセノン促進耐候(光)試験機は、最新のキセノンアーク技術を駆使し、この三つの要素を試験機内で再現し、様々なシミュレーション並びに促進試験を可能にします。

  • 概要
  • 特徴
  • 仕様
  • 導入事例事例

新しくなった回転式キセノン促進耐候性試験機
Q-SUN Xe-2

1. 業界最小レベルのスリムなアルミニウムボディ

試験機本体のサイズはわずか91×166×69(w × h × d)。大型の試験機ではおけないような環境でも設置することができるスリムなデザインです。先進的でシンプルなデザインは試験室を演出します。

2.  簡単操作。日本語対応タッチパネルコントロール

日本語対応タッチパネル式コントロールパネルが採用され、これまで以上に使いやすくなりました。日本語の他7言語に対応しています。試験プログラムの設定や照度やブラックパネル温度校正などの入力が一目で理解でき、簡単に操作できるようになりました。

3. Volkswagen PV試験規格モデル

2016年に改訂されたPV1303試験規格には水冷式の回転式キセノン試験機は除外されており、Xe-2モデルのような空冷式モデルが新たに採用されました。通常の回転式(ドラム式)キセオン試験機と同様なスペックなので、もちろんJIS, ASTM, ISOなどの主流な耐候性試験規格に適合した試験ができます。

4. ランニングコストはキセノンランプのみ。さらに長寿命に

一般的なキセノン試験機ではキセノンランプに加えて光学フィルタも交換する必要があります。Q-Lab社では特殊な光学フィルタは長寿命のものを採用しているため交換不要です。消耗品としてはキセノンランプ1本のみです。寿命はなんと通常放射照度では3000時間と永く使えて非常に経済的な耐候性試験機です。高放射照度設定でも1000時間のランプ寿命を保証しています。

5. 各種光学フィルタにより様々なシミュレーションを再現

耐候性試験規格は、その業界によって設定値から試験時間まで多種多様な形で定められています。キセノン試験機Q-SUNは温度、降雨を模擬するスプレー試験の水量、光の強さなど様々な設定ができます。中でもキセノンランプの波長を変えることができる光学フィルタは複数ラインアップあります。太陽光のスペクトルは環境によって変わります。たとえば屋内の窓ガラス越しの太陽光に曝されるような文房具・家電・印刷物などは屋外の太陽光よりも照射を受ける紫外線量が少ないことが知られています。このようなサンプルの試験方法においては、紫外線が弱い光学フィルタを規格化しています。一方、より強い紫外線を当てる目的で、地表面には届かない、宇宙空間のみで存在するようなUVC領域の光を照射する光学フィルタも存在します。キセノン試験機Q-SUNはどんなシミュレーションも再現できるよう幅広い光学フィルタの種類があり、定期交換は不要です。

QSUN光学フィルタ

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Q-Lab社とは?

1956年創業の耐候性試験機、腐食試験機の世界的メーカーです。紫外線蛍光管式耐候性試験機QUVは世界市場シェアトップの耐候性試験機として有名です。フロリダには世界最大の屋外曝露場を保有しており、機器製造のみならず試験サービスやコンサルティングサービスを行っております。Q-Lab本社は米国オハイオ州クリーブランドにあり、英国のマンチェスター、ドイツのザールブリュッケン、上海にも販売・流通拠点を構えております。

>>>Q-Lab Corporation の紹介動画はこちら

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  • 特徴

キセノン耐候性試験機とは?

キセノン試験機Q-SUNはキセノンガスを発光させて光を照射するキセノンランプで光の環境を作り出しています。キセノン元素は発光させると非常に屋外の太陽光に近しいスペクトルを持つことが知られており、耐候性試験機の光源として採用されました。また、キセノンランプはある電圧をかけることによって発光するのですが、この電圧値を調整することで光の強さも調整できるようになっています。試験機では槽内の温度や湿度も変化させることができるため、かなり自由度高く運用することができます。この自由度の高さからASTM, JIS, ISOなどの国際的試験規格団体は様々な業界向けに適した耐候性試験規格を策定できるようになりました。その試験規格で定められた試験条件は多種多様です。

Xe2 正面青

 

 

 

優れたランニングコスト性を誇る空冷式キセノンランプ

従来のキセノン試験機は水冷式キセノンランプというものを採用していました。キセノンランプは熱を帯びるため、冷却にあたって光学フィルタ間に冷却水を通すというデザインでした。これはランプがしっかりと冷えるという利点はあるのですが、光学フィルタ間に水を通すため、フィルタを汚さないように高純度の純水供給が必要になります。また、光学フィルタに汚れが蓄積する影響で不純物が付着し、光を遮る障害物になってしまうことから交換必須になります。キセノン試験機Q-SUNは最新の空冷式キセノンランプを採用しており、このような問題点を解消しています。冷却にあたって高純度な純水を必要とすることはなく、また光学フィルタも水冷式のように不純物が蓄積することはないため永年使い続けられるようなデザインになっています。結果的に光学フィルタを交換する必要はなくなったため、ランニングコストはキセノンランプのみという経済的なモデルに仕上がっております。

空冷式キセノンランプのもう一つのメリットはデザイン的にランプの交換が非常に簡単であるということです。光学フィルタと一体型ではないため、割ってしまうことがなく、手がぬれて汚れる心配もありません。キセノン試験機Q-SUNはランプ交換作業を誰でもすぐにできるようシンプルな設計が採用されています。

lamp

屋外の降雨を再現するスプレーサイクル

耐候性試験機では主に「光・熱・水」の3要素を考慮し試験する必要があるのですが、どうしても光の影響にフォーカスされてしまいがちです。その理由は光以外の要素はジュールなどのエネルギー量で数字で表すことが難しく、また試験規格でも熱・水の影響に関してそこまで言及されてこなかったという背景があります。ただし、実際に屋外暴露試験をしてみると水や熱からの影響は顕著に出るケースがあり、その劣化はモードは光からのモードとは異なります。具体的な例としては物性的な変化(クラッキング、はがれ、膨れ)などは水からの影響が強いと知られています。

最先端の耐候性試験規格であるASTM D7869は屋外の水の影響に着目して策定され、スプレー水量も校正するように規格化されました。結果的にフロリダ屋外暴露試験場との結果と近しい劣化を試験機内でも生むということがわかりました。

ASTMD7869

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  • 仕様

仕様

仕様1

モデル

Q-SUN モデル仕様

各種光源フィルタ照射範囲

QSUN光学フィルタ

校正

QSUN校正1

  • 導入事例

利用分野

塗料や建築材料、テキスタイル、医薬品、化粧品など光照射による劣化の影響のあるサンプル。

特に繊維業界のお客様にご利用いただいております。

技術情報 Technical information
  • 耐候性とは?
  • ジオテキスタイル 耐候性試験
  • ASTM D7869 耐候性試験規格
  • 光耐久性(紫外線) シミュレーション
  • 屋外劣化シミュレーション
  • 水分劣化 シミュレーション
  • ヒートショック シミュレーション
  • 歯科材料 安定性試験
  • 化粧品 光安定性試験
  • VW PV1303(フォルクスワーゲン) 自動車内装材耐候性試験規格
  • フラットパネルディスプレイ 耐候性試験
  • フレコン 耐候性試験
  • レンズ 耐候性試験
  • 木材 耐候性試験
  • 塗料 耐候性試験
  • 建材 耐候性試験
  • 添加剤・着色剤業界 耐候性試験
  • 繊維業界 耐候性試験
  • 印刷物 耐候性試験
  • 食品 保存試験
  • Volkswagen 各種耐候性試験規格について
  • ゴム 耐候性試験
  • AAMA2605 屋外暴露試験・腐食試験方法
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