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あ行

アームス合金(あーむすごうきん)
銅合金の一種、アルミ青銅の一種で鉄、ニッケル、マンガンを混ぜたもの。船舶のプロペラによく使用されるがアルミ青銅、高力黄銅、アームスが混在している。鉄、ニッケル成分が多いと磁石に引く。アルミ成分を分析しないと銅分の評価は正確にできない。
アドミラルティ黄銅(あどみらるてぃおうどう)
銅合金の一種。組成は70Cu、28Zn、1Sn、0.02As。真鍮にスズが1%、ヒ素が微量添加されたもの。耐食性に優れ復水器や熱交換器に使われる。分析器で識別できる。
アルミニウム黄銅(あるみにうむおうどう)
銅合金の一種。組成は70Cu、28Zn、2Al。真鍮にアルミが2%添加されたもの。耐食性に優れ復水器や熱交換器に使われる。分析器で識別できるがアルミが検出できないモデルだと単なる真鍮と識別されるので注意。
亜鉛鋼板(あえんこうはん)
鋼板に亜鉛めっきしたもの。屋根材でトタンとして使われる。亜鉛の表面に酸化被膜ができるため水に強い。また鋼板より先に亜鉛が腐食するため、鉄の腐食を防ぐ。分析器で表面測定すると鉄成分とめっきの亜鉛成分が数%検出される。
印刷版(いんさつばん)
アルミ合金の一種。組成は99Alで材質はA1100。マンガンが含まれる3000系もあるので注意。マンガン成分をみればA1100と3000系は区別できる。
エコブラス(えこぶらす)
銅合金の一種、鉛フリー青銅ともいわれ鉛の代わりにシリコンを入れる。組成は75Cu、3Si、22Znで三菱伸銅が有名。似たものに砲金、ビスマス青銅などがある。色味が薄いため目視で識別できるが、分析器でシリコン成分をみるのが確実。
MSP1(エムエスピーワン)
銅合金の一種、三菱伸銅の開発合金。0.5-0.9Mgと微量のリンが添加されている。ハンドヘルド金属分析器ではマグネシウムの検収が難しく、上銅との識別も一般的には困難。
黄銅(おうどう)
銅合金の一種、一般的には真鍮、ブラスといわれる。組成は70Cu-30Zn、65Cu-35Zn(セパ)、60Cu-40Zn(コーペル)などがある。分析器で識別できる。

か行

20CB3(カーペンター20)
ステンレス鋼の一種。アロイ20と呼ばれ、組成は鉄分にくわえ20Cr、36Ni、3Cu、2Mo。インコロイ825に似ている。SUS304、SUS316と比べニッケルの含有量が多いため、酸に強い。化学プラントで多用されている。高温環境下で使用されるため腐食が進んでいるものが多く、サンダーで研磨しなければクロム、ニッケル濃度を正しく評価できない場合があるので注意。
キュープロ(きゅーぷろ)
銅合金の一種、洋白銅、白銅ともいわれる。銅にニッケルと10-30%ほど混ぜたものが多い。100円硬貨もキュープロである。銅合金にみえない。
高力黄銅(こうりきおうどう)
銅合金の一種。組成は55Cu、28Zn、2Mn、1Fe、0.5Al。真鍮にマンガン、鉄、アルミが添加されたもの。アームス合金とは違いニッケルは入っていない。耐食性に優れ船舶のプロペラに使用される。分析器で識別できる。
硬鉛(こうえん)
鉛を母材とした合金。添加材としてアンチモンが4-10%ほど含有されている。装飾品などで重みを出すために硬鉛を使用し、表面にメッキ処理しているものが多い。分析器で分析できる。

さ行

上銅(じょうどう)
銅合金の一種、タフピッチ銅、無酸素銅ともいわれる。組成は99.9Cu、直径は1.3mm。添加物が0.15%混入したものがあるため注意。分析器で識別できる。
ジルコニウム銅(じるこにうむどう)
銅合金の一種。組成は99.85Cu、0.15Zn。ジルコニウムが微量含まれているためタフピッチ銅、無酸素銅とは区別される。分析器で識別できる。
スズめっき銅(すずめっきどう)
銅合金の一種、上銅にスズめっきされている。分析器で測定するとスズ成分が数%検出される。
すず入り銅(すずいりどう)
銅合金の一種。組成は99.85Cu、0.15Sn。スズが微量含まれているため、タフピッチ銅、無酸素銅とは区別される。分析器で識別できる。
スズめっき鋼板(すずめっきこうはん)
鋼板にスズめっきしたもの。ブリキとして缶詰やおもちゃに使われる。覆ったスズにより鉄の腐食を防ぐ。完全にめっきしないと鉄がさびる。分析器で表面測定すると鉄成分とめっきのスズ成分が数%検出される。

た行

タフピッチ銅(たふぴっちどう)
銅合金の一種、純銅、上銅ともいわれる。組成は99.90Cu以上。無酸素銅よりも純度が低く、高温で水素脆化をおこす。卓上型装置であれば細かく識別できる。
丹銅(たんどう)
銅合金の一種。組成は85Cu、15Zn。赤みを帯びた色をするため黄銅とは区別される。分析器で識別できる。
チタン銅(ちたんどう)
銅合金の一種。組成は97Cu、3Ti。純銅にチタンが3%微量添加されたもの。高強度ばね材に使われる。分析器で識別できる。
鉄入り銅(てついりどう)
銅合金の一種。組成は99.85Cu、0.15Fe。鉄が微量含まれているためタフピッチ銅、無酸素銅とは区別される。鉄が2%添加された合金もある。分析器で識別できる。

な行

ネーバル黄銅(ねーばるおうどう)
銅合金の一種。組成は60Cu、40Zn、1Sn。真鍮にスズが1%微量添加されたもの。耐食性に優れ船舶部品に使われる。分析器で識別できる。

は行

ピカ線(ぴかせん)
銅合金の一種、ピカ、1号銅といわれる。組成は99.9Cu、直径は1.3mm。
ビスマス青銅(びすますせいどう)
銅合金の一種、鉛フリー青銅ともいわれ鉛の代わりにビスマスを入れる。組成は80Cu、2-3Sn、14-17Zn、0.9-1.5Bi。似たものに砲金、エコブラスなどがある。分析器で識別できる。
ベリリウム銅(べりりうむどう)
銅合金の一種、ベリ銅ともいわれる。25合金は2Be-0.3Co、7合金は0.3Be-2Ni-0.4Al、11合金は0.3Be-2Ni。電気伝導性がよい。似たものにリン青銅があるが、バーナー試験や電気テストでも識別できる。レーザー式分析器はベリリウムの検出が可能だが、X線式は検出できない。
25合金(ベリリウム銅)(にーごうごうきん)
ベリ銅の一種。25合金の化学成分は2Be-0.3Coであるため、X線式ではベリリウムが検出できない。その代わりコバルトが0.3%ほど含まれているため推測はできる。レーザー式分析器ならば詳細な分析が可能。
11合金(ベリリウム銅)(じゅういちごうきん)
ベリ銅の一種。11合金の化学成分は0.3Be-2Niであるため、X線式ではベリリウムが検出できない。ニッケル成分がヒントになるがコルソン銅と間違えるおそれがある。レーザー式分析器ならば詳細な分析が可能。
7合金(ベリリウム銅)(ななごうきん)
ベリ銅の一種。7合金の化学成分は0.3Be-2Ni-0.4Alであるため、X線式ではベリリウムが検出できない。ニッケルとアルミ成分がヒントになるが高精度分析器でないとアルミが検出できないおそれがあり、コルソン銅と間違えてしまう。レーザー式分析器ならば詳細な分析が可能。
砲金(ほうきん)
銅合金の一種、ガンメタルともいわれる。組成は85Cu、3-12Sn、3-6Zn、1-6Pb。水道管バルブによく使用される。似たものにビスマス青銅、エコブラスなどがある。分析器でスズ成分の多い少ないを判断する。
砲金粉(ほうきんこ)
砲金の切粉。似たものにマンガン粉、アルミ青銅粉、アームス粉がありこれらが混ざったものもある。分析器で識別できる。

ま行

マグネシウム銅(まぐねしうむどう)
銅合金の一種。開発合金であり、三菱伸銅のMSP1、DOWAメタルC19720が有名。神戸製鋼所、JX金属などもある。組成は99Cuにマグネシウ、鉄、ニッケル、リンなどを添加する。ハンドヘルド金属分析器では銅合金中のマグネシウムの検出は一般的には難しく、上銅との識別はニッケル、鉄成分に注目する。検量線を改造することで検出が可能になるため、MSP1と上銅との識別も可能になる。
無酸素銅(むさんそどう)
銅合金の一種。組成は99.96Cu以上。タフピッチ銅と違い600℃の高温でも水素脆化がない。卓上型の分析器ならば識別できる。
メダル(メダル)
スロットやゲーム機で使われるメダル。SUS304とコーペルにニッケルめっきされた2種類がほとんどである。メダルに使用されるSUS304は銅濃度が通常よりも高い傾向がある。分析器で分析できる。
モネル(もねる)
ニッケル合金の一種。組成は60-70Ni、30Cu。

や行

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ら行

リン青銅(りんせいどう)
銅合金の一種、90-95Cu、3-9Sn、0.03-0.35P。スズ成分が多いほうが高価。似たものにベリリウム銅がある。伸銅棒には亜鉛、スズが数%含まれるリン青銅もある。スズ成分をみればリン青銅と推定できるが、リン成分が通常の銅合金の10倍ほど含まれるためリン成分を見るのが確実。
リン脱酸銅(りんだっさんどう)
銅合金の一種。組成は99.90Cu。リン成分が0.01-0.04%含まれるため、リン成分をみればタフピッチ銅と区別できるときもある。リンで脱酸しているため微量のリン成分が残留する。分析器で識別できる。

わ行

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数字

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A-G

A2017(A2017)
アルミ合金の一種、一般的にはジュラルミンといわれる。組成はアルミ分にくわえ3.5-4.5Cu、0.4-0.8Mg、0.4-1Mn。銅を多く添加しているため強度が高く、航空機に使用される。耐食性に劣るため純アルミを圧延したクラッド材もある。銅成分が高いため分析器で識別できる。
A2024(A2024)
アルミ合金の一種、一般的には超ジュラルミンといわれる。組成はアルミ分にくわえ3.8-4.9Cu、1.2-1.8Mg、0.3-0.9Mn。2017よりマグネシウムが多い。銅を多く添加しているため強度が高く、航空機に使用される。耐食性に劣るため純アルミを圧延したクラッド材もある。銅成分が高いため分析器で識別できる。
A5052(A5052)
アルミ合金の一種、52Sといわれる。組成はアルミ分にくわえ2.2-2.8Mg。5056よりもマグネシウム濃度は半分程度。クロム濃度が0.15%ほどあるのも特徴である。板材の表面は硫酸アルマイトによりステンレスに似た色をする。多量のマグネシウムは応力割れの原因になるため、5052に5056が混入するのはNG。分析器で識別できるがグラインダーでアルマイトを削って測定すること。マグネシウム成分に注目すること。
A5056(A5056)
アルミ合金の一種、56Sといわれる。組成はアルミ分にくわえ4.5-5.6Mg。5052よりもマグネシウムがほぼ倍であり、クロム濃度が小さいのが特徴。板材の表面は硫酸アルマイトによりステンレスに似た色をする。分析器で識別できるがグラインダーでアルマイトを削って測定すること。マグネシウム成分だけではなく、クロム濃度が低い点に注目すること。
A5083(A5083)
アルミ合金の一種、83Sといわれる。組成はアルミ分にくわえ4-4.9Mg、0.4-1.0Mn。溶接構造用材料として船舶、車両、化学プラントで使用される。板材の表面は硫酸アルマイトによりステンレスに似た色をする。マグネシウムが3%以上なため、5056と同じく5052に混入するのはNG。5052、5056と識別する際は、マンガン濃度が0.5%以上であるか注目する。
A6063(A6063)
アルミ合金の一種、63Sといわれる。組成はアルミ分にくわえ0.2-0.6Si、0.45-0.9Mg。似たものに6061があるが6063はマグネシウムが少ない。建材用のアルミサッシに多用され、圧延材ではあまりみられない。JIS規格では0.1Cu以下となっているが、市中サッシの銅濃度は0.01Cu程度であり6061との識別の際は銅成分も見ること。亜鉛成分が高い7075が混入して問題になることが多い。分析器で識別できるがグラインダーでアルマイトを削って測定すること。シリコン、マグネシウム、銅成分に注目すること。
A6061(A6061)
アルミ合金の一種、61Sといわれる。組成はアルミ分にくわえ0.4-0.8Si、0.8-1.2Mg。似たものに6063があるが、マグネシウムが6063より多く強度が高い。銅も0.2%程度含まれているため、6063との識別の際は銅成分も見ること。押出材だけでなく、圧延材もある。亜鉛成分が高い7075が混入して問題になることが多い。分析器で識別できるがグラインダーでアルマイトを削って測定すること。シリコン、マグネシウム、銅成分に注目すること。
A7075(A7075)
アルミ合金の一種、一般的には超々ジュラルミン、75Sといわれる。組成はアルミ分にくわえ1.2-2Cu、2.1-2.9Mg、5.1-6.1Zn。鉄鋼に匹敵する比強度があるため航空機に使用される。6000系に混入することがあり、サッシメーカーでは好まれない。分析器で識別できるがグラインダーでアルマイトを削って測定すること。2000系には含まれない亜鉛成分に注目すること。
A2011(A2011)
アルミ合金の一種、快削アルミといわれる。組成はアルミ分にくわえ5.0-6.0Cu、0.2-0.6Bi、0.2-0.6Pb。ビスマスと鉛が含まれているのが特徴で、ダイカスト原料としては嫌われる。分析器で識別できる。
A3004(A3004)
アルミ合金の一種。組成はアルミ分にくわえ1.0-1.5Mn、0.8-1.3Mg。3003に強度をもたせるためマグネシウムを添加。加工性、耐食性がよいためにアルミ缶のボディーに使われる。分析器で識別できるがグラインダーでアルマイトを削って測定すること。マンガン、マグネシウム成分に注目すること。
A3105(A3105)
アルミ合金の一種。組成はアルミ分にくわえ0.3-0.8Mn、0.2-0.8Mg。加工性、耐食性がよいために屋根材パネルに使われる。分析器で識別できるがグラインダーでアルマイトを削って測定すること。マンガン、マグネシウム成分に注目すること。
A3003(A3003)
アルミ合金の一種。組成はアルミ分にくわえ1.0-1.5Mn。加工性、耐食性がよいために厨房用品や建築パネルに使われる。分析器で識別できるがグラインダーでアルマイトを削って測定すること。マンガン、マグネシウム成分に注目すること。マグネシウムが検出できない分析器では3003との区別ができない。
A5182(A5182)
アルミ合金の一種。組成はアルミ分にくわえ4.0-5.0Mg、0.2-0.5Mn。5083と比べ、マンガンが少ない。アルミ缶のエンド、タブに使われる。マグネシウムが3%以上なため、5056と同じく5052に混入するのはNG。分析器で識別できるがグラインダーでアルマイトを削って測定すること。マグネシウム、マンガン成分に注目すること。
AC1B(AC1B)
鋳物用アルミ合金の一種。組成はアルミ分にくわえ4.6Cu、0.25Mg、0.2Ti。
AC2A(AC2A)
鋳物用アルミ合金の一種。組成はアルミ分にくわえ5Si、3.8Cu。自動車のシリンダーブロックやヘッドなど低圧鋳造に使われる。
AC2B(AC2B)
鋳物用アルミ合金の一種。組成はアルミ分にくわえ6Si、3Cu。自動車のシリンダーブロックやヘッドなど低圧鋳造に使われる。
AC3A(AC3A)
鋳物用アルミ合金の一種。組成はアルミ分にくわえ11.5Si。
AC4A(AC4A)
鋳物用アルミ合金の一種。組成はアルミ分にくわえ9Si、0.45Mg、0.45Mn。
AC4B(AC4B)
鋳物用アルミ合金の一種。組成はアルミ分にくわえ8.5Si、3Cu。自動車のシリンダーブロックやヘッドなど低圧鋳造に使われる。
AC4C(AC4C)
鋳物用アルミ合金の一種。組成はアルミ分にくわえ7Si、0.3Mg。
AC4CH(AC4CH)
鋳物用アルミ合金の一種。組成はアルミ分にくわえ7Si、0.35Mg。車のホイールに使われる。
AC4D(AC4D)
鋳物用アルミ合金の一種。組成はアルミ分にくわえ5Si、1.3Cu、0.5Mg。自動車のシリンダーブロックやヘッドなど低圧鋳造に使われる。
AC5A(AC5A)
鋳物用アルミ合金の一種。組成はアルミ分にくわえ4Cu、2Ni、1.5Mg。VTRヘッドに使われる。
AC7A(AC7A)
鋳物用アルミ合金の一種。組成はアルミ分にくわえ4.5Mg。船舶用部品に使われる。
AC8A(AC8A)
鋳物用アルミ合金の一種。組成はアルミ分にくわえ12Si、1Cu、1Mg、1.2Ni。4サイクルピストンに使われる。
AC8B(AC8B)
鋳物用アルミ合金の一種。組成はアルミ分にくわえ9.5Si、3Cu、1Mg、0.6Ni。4サイクルピストンに使われる。
AC8C(AC8C)
鋳物用アルミ合金の一種。組成はアルミ分にくわえ9.5Si、3Cu、1Mg。4サイクルピストンに使われる。
AC9A(AC9A)
鋳物用アルミ合金の一種。組成はアルミ分にくわえ23Si、1Cu、1Mg、1Ni。2サイクルピストンに使われる。
AC9B(AC9B)
鋳物用アルミ合金の一種。組成はアルミ分にくわえ19Si、1Cu、1Mg、1Ni。2サイクルピストンに使われる。
ADC1(ADC1)
ダイカスト用アルミ合金の一種。組成はアルミ分にくわえ12Si、Fe。
ADC3(ADC3)
ダイカスト用アルミ合金の一種。組成はアルミ分にくわえ9.5Si、Fe。
ADC5(ADC5)
ダイカスト用アルミ合金の一種。組成はアルミ分にくわえ6Mg、Fe。
ADC6(ADC6)
ダイカスト用アルミ合金の一種。組成はアルミ分にくわえ3Mg、0.6Mn、Fe。
ADC10(ADC10)
ダイカスト用アルミ合金の一種。組成はアルミ分にくわえ8.5Si、3Cu、Fe。自動車用エンジン部品に使われる。
ADC12(ADC12)
ダイカスト用アルミ合金の一種。組成はアルミ分にくわえ11Si、2.5Cu、Fe。自動車用エンジン部品に使われる。
ADC14(ADC14)
ダイカスト用アルミ合金の一種。組成はアルミ分にくわえ17Si、4.5Cu、0.5Mg、Fe。
A2011(A2011)
アルミ合金の一種、一般的にはジュラルミンといわれる。組成はアルミ分にくわえ4.5-6Cu、0.2-0.6Bi、0.2-0.6Pb。通常のジュラルミンと違い、快削性をよくするためにビスマスと鉛を添加している。ビスマスも鉛もアルミ合金に添加されることはないため、混入問題が多発している。2000系で気を付けなければならない合金のひとつである。分析器で識別できる。
CB156(CB156)
アルミ合金の一種、一般的にはジュラルミンといわれるが特殊な開発合金。組成はアルミ分にくわえ4.5-6Cu、0.5-0.9Bi、0.5-0.9Sn。A2011の鉛フリー版である。通常のジュラルミンと違い、快削性をよくするためにビスマスとスズを添加している。鉛フリー版といえどもビスマスとスズも含まれているため、混入問題が多発している。2000系で気を付けなければならない合金のひとつである。分析器で識別できる。
A6262(A6262)
アルミ合金の一種。組成はA6061に0.4-0.7Bi、0.4-0.7Pbを添加したもの。似たものにA6061があるが快削性を高めるためにビスマスと鉛を添加している。A6061との識別の際はビスマスと鉛成分も見ること。ビスマスも鉛も通常のアルミ合金には含まれないため、混入して問題になることが多い。6000系で気を付けなければならない合金のひとつである。分析器で識別できるがグラインダーでアルマイトを削って測定すること。
gt209(gt209)
アルミ合金の一種。組成はA6262に0.5-0.9Bi、0.5-0.9Snを添加した特殊な鉛フリー合金。似たものにA6262があるが鉛のかわりに、快削性を高めるビスマスとスズを添加している。A6262との識別の際はスズ成分も見ること。ビスマスもスズも通常のアルミ合金には含まれないため、混入して問題になることが多い。6000系で気を付けなければならない合金のひとつである。分析器で識別できるがグラインダーでアルマイトを削って測定すること。
アルミーゴ(あるみーご)
アルミ合金の一種、超々ジュラルミンA7075より硬い。組成はアルミ分にくわえ1.2-2Cu、2.1-2.9Mg、8Zn。鉄鋼に匹敵する比強度。A7075よりも亜鉛成分が多い。分析器で識別できるがグラインダーでアルマイトを削って測定すること。2000系には含まれない亜鉛成分に注目すること。

H-N

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O-U

SUS201(サス201)
ステンレス鋼の一種。組成は鉄分にくわえ17Cr、4Ni、5Mn。SUS304と比べるとニッケルを節約して、代わりにマンガンを増やしたタイプ。海外製品に利用されることがあり、304に混入することがある。
SUS301(サス301)
ステンレス鋼の一種。組成は鉄分にくわえ17Cr、7Ni。SUS304と比べるとニッケルとクロムが若干節約されたタイプ。
SUS304(サス304)
ステンレス鋼の一種。組成は鉄分にくわえ18Cr、8Ni。SUS316と並び、オーステナイト系ステンレスの代表格である。JISには銅分の制限値は明記されてないが、リサイクルでは0.5%までが望ましい。SUS304Cuやメーカー開発合金には銅分の高いものもあるので注意。またシリコンを3%ほど添加したものもあるため、軽元素が検出できる分析器で測定することが好ましい。加工具合によっては磁石に引くものも多く、磁石だけでSUS304とSUS316の識別をすることは推奨しない。SUS304Lとの識別には炭素が検出できる発光分光分析器が必要。
SUS304L(サス304L)
ステンレス鋼の一種。組成は鉄分にくわえ18Cr、9Ni、0.03C。炭素濃度を低くすることでSUS304よりも耐食性に優れる。SUS304とSUS304Lの分析には炭素の検出が必須となるため、ハンドヘルドタイプではなく発光分光分析器を使用する。高温の環境で使用されるものは、SUS304と比べるとマンガン濃度が低い傾向にある。
SUS310S(サス310S)
ステンレス鋼の一種。組成は鉄分にくわえ25Cr、20Ni。SUS304、SUS316と比べニッケルの含有量が多いため、酸に強い。化学プラントで多用されている。高温環境下で使用されるため腐食が進んでいるものが多く、サンダーで研磨しなければクロム、ニッケル濃度を正しく評価できない場合があるので注意。
SUS316(サス316)
ステンレス鋼の一種。組成は鉄分にくわえ16Cr、10Ni、2Mo。SUS304と並びオーステナイト系ステンレスの代表格である。モリブデンを添加させているため耐食性が高く、化学プラントで多用されている。高温環境下で使用されるため腐食が進んでいるものが多く、サンダーで研磨しなければクロム、ニッケル濃度を正しく評価できない場合があるので注意。SUS316とSUS316Lの分析には炭素の検出が必須となるため、ハンドヘルドタイプではなく発光分光分析器を使用する。
SUS316L(サス316L)
ステンレス鋼の一種。組成は鉄分にくわえ16Cr、10Ni、2Mo、0.03C。炭素濃度を低くすることにより、SUS316よりも耐食性に優れる。モリブデンを添加させているため耐食性が高く、化学プラントで多用されている。高温環境下で使用されるため腐食が進んでいるものが多く、サンダーで研磨しなければクロム、ニッケル濃度を正しく評価できない場合があるので注意。SUS316とSUS316Lの分析には炭素の検出が必須となるため、ハンドヘルドタイプではなく発光分光分析器を使用する。高温の環境で使用されるものは、SUS316と比べるとマンガン濃度が低い傾向にある。
SUS329(サス329)
ステンレス鋼の一種。組成は鉄分にくわえ25Cr、4Ni、2Mo。オーステナイト・フェライト系ステンレスの代表格である。SUS310Sと比べるとニッケル濃度が低いため分析器で識別できる。
SUS420(サス420)
ステンレス鋼の一種。組成は鉄分にくわえ13Cr。マルテンサイト系ステンレスの代表格である。磁石に容易に引かれるため鉄クズに混ざることがよくある。鋳物原料にはクロム濃度が高すぎるためNGとなる。サビている場合も多いが、たいていはもらいサビ。モリブデンを少量添加したSUS440系もある。分析器で識別できる。
SUS430(サス430)
ステンレス鋼の一種。組成は鉄分にくわえ18Cr。フェライト系ステンレスの代表格である。磁石に容易に引かれるため鉄クズに混ざることがよくある。鋳物原料にはクロム濃度が高すぎるためNGとなる。サビている場合も多いが、たいていはもらいサビ。分析器で識別できる。
SUS630(サス630)
ステンレス鋼の一種。組成は鉄分にくわえ17Cr、4Ni、4Cuと微量Nb。析出硬化系ステンレスの代表格である。17-4PHとも呼ばれている。分析器で識別できる。
SUS631(サス631)
ステンレス鋼の一種。組成は鉄分にくわえ17Cr、4Ni、1Al。析出硬化系ステンレスの代表格であり、17-7PHとも呼ばれている。アルミが添加されているため、軽元素が検出できる分析器で識別できる。
SUS303(サス303)
ステンレス鋼の一種。組成は鉄分にくわえ18Cr、8Ni、0.15S。硫黄を添加しているためSUS304と比べ削りやすく、ナットやボルトに使用される。硫黄が含まれているため高精度分析器でないとSUS304との識別は難しい。X線分析器なら分析できる。

V-Z

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