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定量フェログラフィー装置 DR-7

定量フェログラフィー装置
DR-7

フェログラフアナライザーは、採取された潤滑油中の摩耗粒子を分析することで、機械の異常を初期に発見し、その場所の識別と状態を調べるのに利用されています。 潤滑油やグリースの中には機械の健康状態を示す情報が含まれているので、その必要な情報だけを抽出して調べれば機械の健康診断や故障予知が可能となります。
フェログラフアナライザーは定量フェログラフと分析フェログラフから構成されています。
- 定量フェログラフ装置は機械が正常なのか異常なのかをスクリーニングする装置として利用されます。
- 分析フェログラフ装置は機械に異常があると推測される場合、その詳細を調べるために利用されます。

  • 概要
  • 仕様

原理

下図のようにガラス製の沈着管を磁場の中に置き、油を希釈剤と同量の割合で混ぜて一定流量で流すと、沈着管の中で大きさの順に配列します。沈着管の入口から出口に向かって粒子径がだんだんと小さくなり、入口(Dl)では5μm(Fe)以上の粒子が捕捉され、入口から5mm(Ds)では1~2μm(Fe)の粒子が捕捉されます。非磁性粒子はDlとDsを通過し後方で捕捉されます。摩耗粒子の落下位置は、

Zp ∝ k/D2  D:粒子径, k: 定数

となり、大きい粒子ほど沈着管の入り口近くで捕捉されます。

定量フェログラフィー装置 原理

定量フェログラフィー装置 原理

異常摩耗係数と全摩耗量

機械が正常に動いているとき発生する粒子は小さい粒子が支配的です。異常の場合は全摩耗量も増大しますが、大きい粒子が発生し運転時間の経過とともにその割合は大きくなります。したがって、異常摩耗は全摩耗量と大きい粒子の量に比例することになるので、運転時間に対する変化を調べれば異常摩耗発生のタイミングを捉えることができます。そこで、その変化率を効率よく、正確に調べるには測定する粒子径が重要となります。

異常摩耗係数 Is = (Dl2-Ds2)n2
全摩耗量 WPC = (Dl+Ds)n

で表すことができ、運転時間を横軸にIs とWPCを縦軸にとると右のようなグラフになります。フェログラフィーでは正常運転時にベースラインの設定ができ、交油や給油などによる粒子の濃度変化があっても測定粒子が比較的大きいためすぐにベースラインに戻ります。

定量フェログラフィー装置 トレンドグラフ

定量フェログラフィー装置 トレンドグラフ

  • 仕様

寸法 : W 28 cm x D 30 cm x H 55 cm
重量 : 6 kg
電源 : AC 100 – 240 V, 50 / 60 Hz
OS : Windows 7 英語版
メモリ : 16GB
ポート : USB x 4

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