ポータブル燃料希釈率計 FDM 6000シリーズ

- 概要
- 特徴
- 仕様
燃料希釈はエンジンに深刻な損傷を引き起こすことがあります。燃料混入の発生原因として、例えばディーゼルエンジンのクランクケースでは長時間のアイドリング、インジェクター不良や接触不良など。また、航空機油圧システムではインタークーラーの漏れなどが考えられます。
FDM 6000シリーズはポータブルタイプの燃料希釈率計で、実験室だけでなく現場で使用でき、エンジンオイルに混入した燃料希釈率を迅速に測定します。特許出願中のサンプリング手法は革新的なデザインによるもので、最大15%の燃料希釈率を優れた繰り返し精度にて結果を提供します。
FDM 6000シリーズは米海軍との共同開発技術をベースにした燃料希釈率測定の革新的な分析手法を提案し、潤滑油上の気体に含まれる揮発成分より燃料混入率を測定します。
FDM 6000シリーズは海軍に多くの実績を持ち、鉄道業界、受託試験所でも世界的に広く使用されています。
FDM 6000シリーズ ラインナップ
FDM 6000シリーズ製品動画
- 特徴
- 革新的なサンプリングデザインは優れた繰り返し精度を実現(≦ 5% RSD)
- 0.2-15%の燃料希釈率を計測
- 軽油測定時に新油が不要
- 使い捨てバイアルによりコンタミの心配が不要
- 内蔵メモリーにより最大3種類の検量線を保存
- 測定データファイルはUSBケーブルにて転送可能
- バッテリー内蔵、軽量、運搬用ケース
- 新規格ASTM D8004 準拠
FDM 6000シリーズ 操作動画
- 仕様
- 寸法 : W15 cm x D20 cm x H13.5 cm
- 重量 : 1.4 kg
- 電源 : 内蔵式リチウムイオンバッテリー
- 動作時間 : 3-4 時間
- 充電時間 : 4 時間
- 分析範囲 : 0.2-15 %
- 正確度 : ≦±10% (測定値に対して)
- 繰り返し精度 : ≦±5% RSD (測定値に対して)
※ 一般的な値であり、精度を保証するものではありません。