製品情報

ナノ粒子径・濃度カウンター nCS1 nano particle counter

ナノ粒子径・濃度カウンター
nCS1 nano particle counter

コールターカウンター法で50nmから粒子径・濃度を正確に測定できる装置です。サンプル量はわずか3μLのため貴重な試料を有効利用できます。タンパク質・エクソソームなどのバイオ試料やナノ粒子の評価に最適です。測定毎の校正、調整は必要なく簡便に測定できます。

  • 概要
  • 特徴
  • 仕様
  • 導入事例事例

50nm~10μmの粒子1つ1つを電気的に検知し、より鮮明で正確なナノ粒子径分布・濃度を提供します。

原理

Microfluidic Resistive Pulse Sensing マイクロ流体電気抵抗パルスセンシング(MRPS)法を使用しています。
薄い懸濁液をカートリッジへ分取します。圧力により粒子がカートリッジ内のアパチャーを通過します。粒子がアパチャーを通過したとき、電気抵抗が変わり、この信号を電圧として換算します。信号の大きさは粒子径に依存し、粒子検知数が直接粒子濃度になります。
このようにフィッティング法の粒度分布計と異なり分解能が高く得られ、個数濃度も得られます。光学式ではないため色の影響はなく、物性値も必要ありません。標準液を使用の場合、測定毎の校正は必要なく簡便に、短時間で測定できます。米国Spectradyne社製品。
*カートリッジには粒子径と濃度の範囲があります。仕様をご確認下さい。

 

nCS1原理

測定例

ポリスチレンラテックス4種混合 他原理の粒子径分布測定装置との比較

ナノトラッキング法(NTA)、動的光散乱法(DLS)の粒度分布計と比較し、nCS1の分解能が高いことが分かります。光散乱強度を測定する装置は光強度が粒子径の6乗に比例するため分布が広いと大粒子側の感度が極端に上がるため分解能が下がります。

PS4種jpg

・ウイルス
透明なサンプルのため光学法であるNTA では個数測定の感度が出ておりませんが、nCS1 では60nm 付近の粒子径を感度よく検知しております。nCS1は電気検知で色の影響はありません。

ウイルス

・ナノ粒子

ナノ粒子は幅広い用途で使用されています。 TiO2などの金属酸化物ナノ粒子は、化粧品(日焼け止めのUV吸収剤)や食品(フロスティングのホワイトナー)の添加物として使用されます。 半導体ナノ粒子は、その独自の光学特性(デジタルディスプレイの発光量子ドット)に使用されます。 金ナノ粒子は、ドラッグデリバリーやinvivoでの標的治療に使用されます。 nCS1は、あらゆる材料の粒子を正確に測定できます。
例として、下記は酸化鉄の例です。
比較のために、288nmのPSも混合しております。(緑が酸化鉄とPS混合、青がPSのみ)
酸化鉄

 

・濃度測定の正確性
薬効成分の濃度、毒性成分の濃度は製剤の効果を確認するうえで重要です。光を使用した原理では粒子がナノスケールになると散乱強度が低くなるため感度が下がり、濃度測定の正確性が低下する懸念があります。電気検知法はそのような懸念がありません。
下記は、ヒト血清由来のEVサンプルを3段階希釈し直線性を確認しました。希釈倍率と検知濃度の直線性は0.99%と正確であることが分かります。
細胞外小胞 濃度測定nCS1

 

・バイオ医薬品、DDSのアプリケーションノート

バイオ医薬品中における凝集タンパク質のナノ粒子分析

ドラッグデリバリーのナノメディシンと合成粒子

*学ぶ知る欄の「バイオサンプルの粒子径・濃度測定に適した電気検知帯法の特徴と評価事例」にエクソソーム、リポソーム、ウィルス、タンパク質の詳細な評価事例と他原理との比較を掲載しております。

お客様の声


nCS1は、増殖中のウイルス力価を分単位で監視することにより、ウイルス採取時間を最適化するのに非常に効果的です。また、遺伝子治療などのダウンストリームアプリケーションの前にウイルスプレップの純度をチェックするための優れたツールです。」
— ViraSource Labs Farhad Imani様、Ph.D.、President

nCS1は高速で正確であり、日常的な粒子の定量に簡単に使用できます。」
— Flagship Labs 62 Inc  Hok Hei Tam様

nCS1は、私の研究室でEVを正確に定量化するための不可欠なツールに急速になりました。」
— ハンガリー科学アカデミー  Zoltan Varga様

nCS1は高速で正確であり、日常的なEV定量に簡単に使用できます。他のナノ粒子測定ソリューションを検討しましたが、nCS1は、わずか3uLの体積で対象のすべてのナノ粒子のサイズを測定できる唯一の機器です。 さらにカスタマーサービスが素晴らしく、nCS1が常に正常に機能することを保証するために尽力してくれます。」
— Mercy BioAnalytics共同創設者 Joseph Sedlak様

操作性動画

測定ごとの校正、調整は必要なく、サンプル調整後、即測定できます。簡便な操作性をご確認下さい。

 

測定例や最新情報はメーカーのホームページもご参考下さい。Spectradyneホームページへのリンク

 

  • 特徴

50nm から 10μmを電気的検知帯法(MRPS法)で測定

たった3μLで測定

高分解能、個数濃度

色の影響なし

カートリッジを使い捨てにすることでコンタミなし

測定毎の校正は不要で簡便

 

  • 仕様

検出濃度:106 — 1012 particles/mL

カートリッジ粒子径範囲:50-300, 65-400, 130-900, 250-2000 nm, 1.5 – 10 μm

電源:100V 50/60Hz |  110V & 60 Hz | 220 V & 50 Hz

寸法:330 mm × 330 mm × 380 mm (W*D*H)

重量:14 kg   *圧縮空気または窒素必要 推奨卓上コンプレッサーがございます。

  • 導入事例

バイオ(蛋白質の凝集評価、エクソソーム、細胞外小胞、DDS 等)

ナノ粒子

 

技術情報 Technical information
  • 粒子分散とは?
  • 高正確性、高分解能な粒子径測定法
  • バイオ試料の粒子径・濃度測定に適した電気的検知帯法とは
  • お問い合わせ
  • お見積依頼
  • デモ依頼
  • サポート修理