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【6/11・12開催ウェビナー】インク・コーティングの評価がわかる2DAYS

会場

オンライン開催(三洋貿易主催 Zoomウェビナー)

会期
概要/
出展製品

インクおよびコーティングに関する基礎から最新のアプリケーション事例まで、6つのセッションに分けてご紹介します。

<セッション1>6/11(水)14:00-14:50(約50分)
分散性と分散安定性の評価装置と事例

インク、塗料、コーティング液における分散性は製品品質、性能に直結する重要な項目で、主に粒子径分布測定装置で評価されます。また分散安定性は分散の経時的な安定性のことで、目視や装置で評価されています。本ウェビナーではインク等に使用される弊社取り扱いの粒子径分布測定装置、ゼータ電位計、分散安定性評価装置について特徴、評価事例を広くお伝えします。

—アジェンダ—
・分散性と分散安定性
・粒子径測定装置(レーザー回折・散乱式、DLS、動的画像解析式等)
・ゼータ電位測定装置(電気泳動方式)
・分散安定性評価装置(SMLS式)
・評価事例(顔料、粉体塗料、粗大粒子検知等)
・Q&Aセッション
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<セッション2>6/11(水)15:00-15:50(約50分)
高濃度スラリーを原液のまま評価できる 超音波方式粒子径・ゼータ電位測定装置の原理と測定事例

従来の分散系の評価、特に粒子径・ゼータ電位測定は測定原理の制限があるために、希釈して評価することが一般的でした。しかし、希釈するとソルベントショック、pH、イオン濃度、吸着状態の変化などが起因して、得られた結果は実液の分散状態と異なる恐れがあります。本ウェビナーでは原液測定のメリット及び高濃度スラリーを原液のまま評価できる超音波方式粒子径・ゼータ電位測定装置の原理、測定事例および新製品装置についてご紹介します。

—アジェンダ—
・原液測定のメリット
・超音波方式粒子径・ゼータ電位測定装置のご紹介
・測定事例
・新製品ご紹介
・Q&Aセッション
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<セッション3>6/11(水)16:00-16:30(約30分)
塗布・コーティングの品質を評価する光沢測定の基礎と“目視評価のズレ”を解消する次世代外観評価装置のご紹介

製品の第一印象を大きく左右する「見た目の品質」を、どのように定量的に評価すればよいかを解説します。本ウェビナーでは、インクやコーティング分野における光沢測定の基礎を解説した上で、最新の外観評価技術について紹介します。従来の光沢計では困難だった目視評価とのズレに対して、Rhopoint社の新製品Aesthetixは、人の視覚に近い光沢測定や傷・質感・クロスカットの定量評価を実現します。さらに、Aesthetixは多様な外観パラメーターを一台で測定できるため、効率的な品質評価を可能にします。ウェビナーでは、自動車の外装塗装に関する具体的な測定データを交えながら実際の活用方法もあわせて説明します。

—アジェンダ—
・製品印象を左右する外観の重要性
・光沢測定の基礎
・Rhopoint社の光沢計のご紹介
・目視評価と一致する外観評価測定
・活用事例のご紹介
・Q&Aセッション
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<セッション4>6/12(木)14:00-14:50(約50分)
コンバーティングプロセスに沿った液体浸透性、寸法変化の動的評価と実例

シートに対する液体の浸透性や寸法変化は、印刷、接着、転写等のコンバーティングにおける操業性や製品性能にかかわる物性です。コンバーティングプロセスは瞬時に行われるため、吸水度試験のようなある一定時間後の浸透量を測定する方法ではプロセスの現象とは合わない場合があります。本ウェビナーでは動的、接触瞬間から評価が可能なemtec社の液体浸透性測定装置や、濡れ・熱による寸法変化測定装置をご紹介します。

—アジェンダ—
・コンバーティングプロセスにおける動的評価の重要性
・動的 液体浸透性測定装置と実例
・動的 濡れ寸法変化測定装置と実例
・動的 熱寸法変化測定装置と実例
・Q&Aセッション
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<セッション5>6/12(木)15:00-15:50(約50分)
TD-NMRを用いたインク・塗料の原液状態での分散凝集状態・濡れ性測定とその評価事例

インク・塗料は一般的に溶液濃度が高く濃厚溶液に分類され、原液状態での評価が難しいといった測定評価事情があります。また、希釈を行うと分散状態が変化してしまうため、原液状態から分散性を変えずに測定する必要があります。TD-NMRでは溶液の濃度によらず分散性・濡れ性を評価することが可能なため、インク・塗料を原液状態で評価することができ、分散凝集状態を把握するのに適しています。本ウェビナーではTD-NMR装置を用いて、インク・塗料の原液状態での分散凝集状態・濡れ性について原理から評価事例までご紹介します。

—アジェンダ—
・原液評価の重要性
・TD-NMRによる分散性評価の原理
・TD-NMRを用いた分散凝集状態・濡れ性評価の評価事例
・Q&Aセッション
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<セッション6>6/12(木)16:00-16:30(約30分)
濃厚系分散溶液も測定可能!DLS式テーブルセル型ナノ粒子径測定装置VASCOのご紹介

インクや塗料などの濃厚分散溶液は、一般的な動的光散乱方式(DLS式)による粒度分布測定装置では多重散乱が発生することが起因して、正確な測定・評価が難しいことがあります。また、希釈を行うと分散状態が変化するため、原液のままで測定できることが理想とされています。
本ウェビナーでは、DLSの原理を用いながらも濃厚分散溶液の測定を可能にした、CORDOUAN社製の「テーブルセル式VASCO」をご紹介します。ウェビナー後半では、実際の測定事例を交えながら、その革新的な性能と実用性について詳しく解説します。

—アジェンダ—
・動的光散乱方式(DLS式)と他測定方式の違い
・テーブルセル式VASCOの原液測定原理
・VASCOを用いた測定事例紹介
・Q&Aセッション
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【言語】
日本語

【参加費】
無料