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【ウェビナーのご案内】バッテリー・電池の評価改善 10/26(水)27(木)28(金)

会場

オンライン開催(三洋貿易主催 Zoomウェビナー)

会期

バッテリースラリーや電池用粉体などの原料の評価から、電極やセパレーターの評価・改善、性能試験まで、バッテリー・電池の開発や品質管理に役立つ手法と評価事例を3日連続でご紹介します。

Day1. 2022年10月26日(水) 電池材料の評価

【AM】 10:30-11:30
・「バッテリー・電池材料の粒子径評価とLiB導電助剤向け多層カーボンナノチューブ」

【PM】13:30-15:20
・ 「バッテリースラリーの原液状態での分散性・ぬれ性評価」
・ 「マルチ散乱光によるバッテリースラリーの分散性・安定性評価」

Day2. 2022年10月27日(木) 電池材料の改善

【AM】10:30-11:30
・「電池用粉体の流動性評価~基本と応用」

【PM】 13:30-15:30

・「濡れ性評価によるバッテリー性能の改善とその分析手法について」
・「バッテリー電極の塗布剤の乾燥工程評価」
・「電極、セパレーターの動的な浸透性評価」

Day3. 2022年10月28日(金)電池性能の評価

【AM】10:30-11:10
・「バッテリー電極における多孔質など微細構造の局所解析」

【PM】13:30-14:45
・ 「バッテリーのセパレータにおけるガス透過率測定の概要と装置紹介」
・ 「バッテリー研究用各種電気化学試験評価装置のご紹介」

概要/
出展製品

▶ 【言語】 日本語
▶ 【参加費】無料
▶ 【申し込み】セッションごとに申し込みが必要です。(各日の午前・午後)

 


Day1-AM. 10/26(水)10:30-11:30

Day1AM申し込み

バッテリー・電池材料の粒子径評価とLiB導電助剤向け多層カーボンナノチューブ

バッテリー・電池材料の粒子径分布は電池性能や安全性能に影響します。粒子径分布を調整し、正しく計測することで最適化することができます。本セッションではバッテリー、電池材料の粒子径測定方法と測定例を紹介します。また、LiB導電助剤としてMWCNTを紹介します。

・幅広いレンジを簡単に測定できるレーザー回折散乱法とリン酸鉄リチウム測定例
・ナノ粒子の高分解能測定に最適なディスク遠心沈降法と測定例
・粗大粒子検知のための画像解析法と測定例
・多層カーボンナノチューブのご紹介

 


Day1-PM. 10/26(水)13:30-15:20

Day1PM申し込み

13:30- バッテリースラリーの原液状態での分散性・ぬれ性評価

バッテリースラリーの分散系は複数の成分・高濃度・高粘度の場合が多くあります。これらを希釈して測定すると、本来の分散状態と異なる恐れがあります。本セッションでは希釈することなく原液でバッテリースラリーの分散状態を評価できる手法及びその測定例を紹介します。

・超音波方式による粒子径、ゼータ電位、レオロジー泡の測定
・画像解析による粒子径測定
・パルスNMRによる原液評価

14:40- マルチ散乱光によるバッテリースラリーの分散性・安定性評価

電池材料などのスラリーの分散安定性は重要な指標です。マルチ散乱光による分散安定性や分散性評価へのアプローチ、電池材料評価事例を紹介します。

・分散性安定性とは
・マルチ散乱光による分析の原理と利用例
・循環評価が可能なマルチ散乱光の新製品
・評価事例


Day2-AM. 10/27(木)10:30-11:30

Day2AM申し込み

電池用粉体の流動性評価~基本と応用

粉体の物性や流動性を正しく把握することは、最終製品のパフォーマンスに大きく影響します。電池材料粉体をメインに取り上げ、粉体の物性や様々な流動性評価法を解説します。

・粉体の物性と評価装置
・粉体流動性測定における王道評価法
・粉体製造、加工プロセスに沿った実践的な流動性評価

 


Day2-PM. 10/27(木)13:30-15:30

Day2PM申し込み

13:30- 濡れ性評価によるバッテリー性能の改善とその分析手法

バッテリーを構成する電解液、セパレーター、電極、集電体の間には様々界面が存在しており、それらの界面の濡れを最適化することはバッテリー性能の向上や製造工程の効率化に繋がります。本セッションではバッテリーと濡れの関係とその分析手法、装置についてご紹介します。

・バッテリーと濡れの関係
・接触角計や表面張力計を使用した分析方法
・バッテリー素材の評価事例

14:15- バッテリー電極の塗布剤の乾燥工程評価

バッテリー電極へのスラリー塗布における乾燥工程(時間や温度)はバッテリーの特性を左右する重要な工程であるとともに、最適化できれば生産の効率化もできるものです。本セッションでは難しい乾燥工程における塗膜の状態変化をレーザーで評価する装置行います。

・レーザーによる非接触での乾燥工程の評価方法
・バッテリー電極塗布剤の評価事例

15:00- 電極、セパレーターの動的な浸透性評価

電極、セパレータと電解液の浸透性は電池性能に関わると考えられます。本ウェビナーでは超音波を用いた方法で濡れ瞬間(8mS)からの浸透と浸透過程を評価できる装置を紹介します。

・浸透性評価法
・動的な浸透性評価法と評価事例

 


Day3-AM. 10/28(金)10:30-11:10

Day3AM申し込み

バッテリー電極における多孔質など微細構造の局所解析

次世代電池向けナノ材料の評価方法にフォーカスし、構造解析の測定事例を紹介させて頂きます。凝集体のミクロンサイズ測定においても具体例を紹介し、超小角X線散乱(USAXS)やCTスキャンを融合させたイメージンSAXSについても紹介します。

・次世代電池のナノ構造解析
・CTスキャン+SAXS測定を用いた解析事例

 


Day3-PM. 10/28(金)13:30-14:45

Day3PM申し込み

13:30- バッテリーのセパレータにおけるガス透過率測定の概要と装置の紹介

リチウムイオン電池などのバッテリーのセパレータに使用される素材は通常、高透過率材料が用いられます。ガス透過率が大きい、ガス透過速度が速い、透過平衡までの時間を決めるのが難しいなどの透過率評価に課題があります。これらの課題に対するガス透過率測定装置を用いたソリューションを紹介します。

・ガス透過率測定装置の概要
・バッテリセパレータのバリア評価について
・バッテリセパレータの透湿評価の結果

14:15- バッテリー研究用各種電気化学試験評価装置の紹介

3極電極測定は新しいバッテリーを開発する最も効率的な手法です。電気化学評価を行うための汎用的なモジュール式セルテストシステムと、in-sitテストセルでラボで膨張率測定や光学観測可能なセルについて紹介します。

・電気化学評価の概要
・電気化学試験用製品、電気化学膨張計、光学観測用セルの紹介
・電気化学試験評価事例