PMIは、Positive Material Identificationの略であり、主に金属原料の受入れ時や加工用機械への投入前、更には材質確認の一環として製品出荷前に行われる検査です。製品出荷後にも腐食や割れなどのトラブル報告もあり、事故解析としても PMI 検査は非常に重要かつ有効なプロセスになります。測定手法としては発光分光分析法と蛍光X線分析法の2つの方法が広く利用されており、用途に応じて使い分けをします。
鋼材にはミルシート(*)が添付されており、鋼材の品質を保証する書類として利用されています。しかしながら、輸入品などの鋼材には異材混入やミルシートと成分が異なるケースも報告されており、金属加工メーカーとして、原料の受入検査、加工前の材料取り間違え検査、加工後の出荷前検査においてPMI検査を実施することで、自社製品の品質、信頼性を保証する動きが増えています。
*ミルシートとは、鋼材の材質を証明する添付書類のことで、製作所(mil)が発行する書類(sheet)という意味からミルシートと呼ばれています。
測定可能な装置はこちら:PMI-MASTER Smart>>
・C(炭素) を測定できる
測定時によりサンプル表面にスパーク痕が残る(破壊分析)
測定可能な装置はこちら:X-MET 8000 Optimum>>
C(炭素)は測定できない
測定時によるサンプル表面の破損がない(非破壊分析)