製品情報

Worn River Gravel 砂利 – グラベロ試験用(チッピング試験用)

Worn River Gravel
砂利 – グラベロ試験用(チッピング試験用)

グラベロ試験機に用いる砂利です。
SAE J400 および ASTM D-3170規格等に適合します。

以下のような試験によく使用されます:
・トップコートの凝縮破壊試験
・コーティングシステムにおける各層の接着不良評価
・高硬度、光沢のある材料の脆弱性評価
・チッピング性能を持つ最適膜厚評価
・プラスチックやガラスのチッピング、衝撃、ひっかき耐性評価

  • 概要

Q-Lab社のグラベロ試験用砂利

グラベロ試験機(チッピング試験機)で使用される砂利です。

Q-Lab社のグラベロ試験用砂利は、世界中で今なお使用されており、各種試験規格に適合する製品として有名です。

 

砂利

砂利(Worn River Gravel):9.5 ~ 15.9 mm (0.38 ~ 0.63 in)は、SAE J400 ならびに ASTM D-3170に適合します。

商品は16kg入りです。

Worn River Gravel

SAE J400に適合

最も一般的なチッピング試験法はSAE J400です。この試験法は1968年から存在し、現在でもそれほど変更がなされていません。

本製品である砂利(Worn River Gravel)はSAE J400の要求に適合します。

SAE J400には以下のように記載があります:

“The gravel for this test shall be water-worn road gravel, not crushed limestone or rock. The gravel will pass through 15.86 mm (5/8 in) space screen when graded, but be retained on 9.53 mm (3/8 in) space screen.”

水によって摩滅した道路砂利であり、石灰岩とか岩石では要求を満たしません。そして規格では、9.53mmから15.86mmの間でふるい分けする必要があります。

自然の砂利の一つ一つは長方形であるため、ふるい分けをする時の砂利の方向によっては、ふるいを通過するものとそうでないものとがあります。規格が意図しているのは、「最も大きい砂利の一辺が15.86mm以下であり、最も小さい砂利の一辺が9.53mm以上であること」です。

SAEとは?

SAEとはSociety of Automotive Engineersの頭文字であり、米国自動車技術者協会のことです。

Q-Lab社は米国大手の試験機メーカーであり、チッピング試験用の砕石や砂利、スチールショットなどを全世界で販売しています。

技術情報 Technical information
  • ASTM D7869 耐候性試験規格
  • Renault ECC1 (ルノー)複合サイクル試験
  • Ford CETP 00.00-L-467 (フォード) 複合サイクル試験
  • Volkswagen PV1210(フォルクスワーゲン)複合サイクル試験
  • GMW14872 (ゼネラルモーターズ)複合サイクル試験
  • VW PV1303(フォルクスワーゲン) 自動車内装材耐候性試験規格
  • 塗料 耐候性試験