PiQナノインデンテーション試験機 SMT-2000

- 概要
- 仕様
SMT-2000は高精度に荷重制御を行い、定常、線形、または段階的な力プロファイルのプログラム設定が可能です。また、独自技術を活かした深さセンサーで押し込み深さを正確に制御可能です。
最新型のスマートナノインデンター・ヘッドにより、フレームコンプライアンス(<0.01 mm/N)を実現します。
X, Y, Z軸の3軸でモーター駆動テーブルが備え付けられており、分解能20nmで完全自動化可能な仕様になっています。
振動減衰が組み込まれたコンパクトなSMT-2000プラットフォームにより、高い制御性を実現します。(設置場所により除振台が必要です)
オプションで高解像度の光学顕微鏡(5Mpxカメラ)を搭載でき、正確なテストエリアの選択や試験後の痕跡観察が可能です。
最新のデータ取得コントローラーを採用しており、装置とコンピュータ以外に余計な電源ボックスはどは不要でUSBケーブル1本で接続可能です。
国際標準への準拠 ISO 14577およびASTM E2546-15基準に完全準拠し、グローバルな業界基準に適合した測定を保証します。

(SMT-2000は2D画像のみ取得可能です)

- 仕様
XYZ ステージ | 50 × 120 × 15 mm |
筐体サイズ | 40 x 40 x 40 cm |
装置重量 | 30 kg |
最大荷重 | 500 mN |
加重分解能 | 0,015 μN |
加重ノイズフロア[rms] | 1 μN |
最大押し込み深さ | 200 μm |
深さ方向分解能 | 0.005 nm |
深さノイズフロア[rms] | 0.1 nm |
最大データ収集速度 | 1 MHz |