レーザー式溶解・結晶化評価装置 Rheolaser Crystal

- 概要
- 特徴
- 仕様
- 導入事例事例
Rheolaser Crystal(レオレーザー クリスタル) はMS-DWS法を使ったマイクロレオロジー評価と熱分析を組み合わせた物質の状態変化挙動を評価する画期的な装置です。高精度温調システムによる温度変化を行いながらレーザーによる非接触レオロジー測定を行うことで、温度の上昇/低下によるサンプルの溶解、結晶化、相転移、熱安定性が評価できます。
MS-DWS法はレーザー光をサンプルに照射し、反射散乱光の強度の動きを評価することを基本原理としています。レーザー光をサンプルに当てると、サンプル内部に含まれる粒子に当たって光の散乱が起こり散乱光が返ってきます。その散乱光は粒子のブラウン運動によって干渉を受けており、平面の検出器で観察すると波を打ったような干渉縞(スペックルイメージ)として観察されます。このイメージの動きはそのまま粒子の動きと捉えることができます。
Rheolaser Crystalではこのマイクロレオロジー解析を正確な温度制御と同時に行うことで、温度変化によるサンプルのミクロのレオロジー特性変化を追うことができます。
この場合、温度の変化に伴いサンプルの溶解や結晶化が起こると
動画を見る場合はこちらをクリック→ RHEOLASER_CRYSTAL
サンプルは専用のサンプルホルダに載せるだけで特殊な作業は必要ありません。数グラムのサンプルを切り取ってホルダごと測定チャンバに入れることができます。サンプルは形状を問わず、既存の手法よりも多いサンプル量で評価することが可能なため、示差走査熱量測定(DSC法)よりも簡便に、しかしばらつきの少ない測定結果が得られます。
- 特徴
・マイクロレオロジーと熱分析を組み合わせた新しい溶解・結晶化評価
・サンプルサイズ、形状を問わず測定可能
・不均一なサンプルでも安定した測定が可能
・相転移温度と多分散性を簡単操作で解析
・速く正確な温度調整システム
・洗練されたデザインのソフトウェア
- 仕様
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