1チャンネル式非破壊高感度酸素計 Fibox3/Fibox3 trace

- 概要
- 特徴
- 仕様
測定原理
PreSens 社酸素計はファイバーの先端に酸素に感度を持つ蛍光染料(酸素センサー)をコートし、そこから発せられ る蛍光エネルギを測定するという光学的手法を利用しています。酸素センサーから放たれる蛍光エネルギは周囲の酸素により抑制されるので蛍光の強度と寿命を 測定することにより測定部位の酸素量を知ることができます。
使用事例
密閉容器内の酸素測定(PETボトル、パウチ等)
細胞培養時の酸素測定による活性モニタリング
微生物培養時の酸素測定による活性モニタリング
通常感度のセンサーもご使用頂けます。
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- 特徴
特徴
5mm程度の円形のセンサーチップを容器内部に貼付し、外部からファイバーケーブルを通して光の照射、蛍光の捕集を行うことで密閉容器内の酸素測定を可能にしています。また、1つのセンサーにて気相液相の両方が測定可能です。測定範囲は気体で0-4.2%(検出下限0.01%)、液体で0-1.8ppm(検出下限1ppb)となっています。また、反応応答性が速く、最小測定間隔は3秒(通常感度センサーの場合1秒)となっています。
操作・測定にはPCが必要で、付属のソフトウェアをインストールの上、ご使用頂きます。
非破壊・非接触酸素測定。
- キャリブレーション・フリー
- クイック・レスポンスロー・コスト(測定試薬等はありません。)
- 炭酸ガス等の干渉はありません。取扱いが極めて容易。
- 気体・液体サンプル測定可能。
- 酸素電極のような酸素消費測定ではありません。
測定原理
PreSens社非破壊酸素計はセンサースポットと呼ばれる酸素に感度を持つ蛍光染料フィルム(酸素センサー)から発せられる蛍光エネルギを測定するという光学的手法を利用しています。測定前にパッケージ内面に取り付けたセンサースポットに外部から光を照射します。
それによりセンサースポットから放たれる蛍光エネルギは周囲の酸素により抑制されるので、蛍光の強度と寿命を測定することによりパッケージ内の酸素量を知ることができます。
アクセサリ
以下のアクセサリにより様々アプリケーションに対応可能です。
プローブ酸素センサー
- 浸漬・プロセス用途
- H2O2、EtOH耐性
- 堅ろう性
- 長期安定性
フローセル用酸素センサー
- オンラインモニタ用途
- H2O2、EtOH耐性
- 堅ろう性、長期安定性
- 長期安定性
非破壊測定用酸素センサー
- 非破壊、非接触測定用途
- オンラインモニタ用途
- 滅菌可能(130℃1.5atm)
- H2O2、EtOH耐性
※お客様のアプケーションに対応したカスタマイズも可能です。
- 仕様