製品情報

次世代インパクター NGI

次世代インパクター
NGI

次世代インパクター(NGI: Next Generation Impactor)は、吸入剤のAPSD試験における効率化を求めるべく、製薬会社を中心に1997年に設立された団体によって開発されました。NGIは2000年に発表され、2005年USP(Apparatus 5&6)およびEP(Apparatus E)に組み込まれました。日本薬局方には第17改正版から、DPI及びMDIの空気動力学的粒度測定機器として収載されています。
NGIは、すべての吸入剤、経鼻剤のAPSD測定に対応できる唯一のインパクターです。

  • 概要
  • 特徴
  • 仕様
  • 導入事例事例

NGIを使用することにより、粒度分布の精度と試験に要する時間が、従来のインパクターやインピンジャーによる測定時に比べ、大幅に改善されます。また、インパクターの冷却が必要なネブライザーやADIのAPSD測定のために、専用の冷却装置(NGIクーラー)を使用することができます。冷却装置の他にも、Copley社はAPSD測定の自動化や省力化を実現すべく、NGI関連のオプション装置を開発、提供しています。

また、任意(15-100L/min)の流量で分級捕集が可能なので、設計によって必要な流量が異なるDPIのAPSD測定においては、特に需要が高くなります。

インパクターの分級原理は、全てのインパクター・インピンジャーで共通です。

 

https://youtu.be/zYMSEaga19M

  • 特徴
  •  製薬会社のための製薬会社による最新の設計
  •  7段分級ステージ(5段ステージに0.54~6.12 μmの分級捕集が可能)
  •  試験流量15~100 L/min に対応
  • ステージ間ロスが低い
  • 効率的に薬剤回収可能
  • 全ステージ高分級効率:500 < Re < 3000
  • 半自動、全自動化に対応する構造
  • 設計、校正結果の公式文書発行
  • 仕様

NGI-cutoffNGIは、任意の流量での捕集が可能絵、各ステージに捕集される粒子径が変わります。

  • 導入事例

下記の吸入/経鼻デバイスの空気力学的粒度測定にご使用いただけます。

  • DPI: 吸入粉末剤
  • Nebulizer: ネブライザー  (NGIクーラーによる冷却推奨)
  • ADIs: 吸入液滴剤 (NGIクーラーによる冷却推奨)
  • MDI: 吸入エアゾール剤
  • MDI with a Spacers/VHC: 吸入補助具付き吸入エアゾール剤
  • Nasal Sprays: 点鼻スプレー
  • Nasal Aerosols: 点鼻エアロゾル剤
  • Nasal Powders: 点鼻粉末剤
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